今年のPR用の写真は、昨年2年ぶりに桂宮賞(最優秀団体賞)を奪還した「越前漆器」でのコーディネートです。越前漆器はホテルやレストランなどで使用される業務用の漆器において、全国で80%ものシェアを占めると言われる産地で、品質と価格のバランスがとても良く、普段使いにはもってこいの産地です。 そんな産地の商品でコーディネートするにあたっての当方からのリクエストは「飯椀」を取り入れること。当連合会では、昨年から11月10日を「漆塗りのお椀でご飯をいただく記念日」と制定し、江戸時代までは和食文化の中心であった漆器を見直していただく取り組みを実施しており、そのPRを兼ねたリクエストでした。 結果はご覧の通り。お椀にお惣菜のように盛られているのは、実は「ガパオライス」です!コーディネーターさんが、白飯では面白くないと一捻りしてくださったので、和のテイストが一気にエキゾチックな雰囲気になりました。こんな感じで現代のバラエティーに富んだ食事のなかで、陶磁器や硝子などの食器と同じように、気軽に漆器を使っていただけると嬉しいです。 |
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商品名 | 価格(税込) | 生産者など | |
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① | 楽椀(溜白檀)雪月花/唐草 | 各8,800円 | 越前漆器協同組合(土直漆器) |
② | 緑透ロクロ目カップ/赤透ロクロ目カップ |
各4,180円 | 越前漆器協同組合 |
③ | 樽型盛器 | 55,000円 | 越前漆器協同組合(日展作家 森田清照作) |
撮影協力 |
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コーディネート・料理 / 江上料理学院 撮影 / 鵜澤昭彦 商品 / 越前漆器協同組合、株式会社土直漆器 |